既了庵分室

如月一月の雑記

雑記02_熱燗を作ろう

それは年末のことでした。

毎年のことですが、当家は隣の市にあるホームセンターで大晦日の買い物をします。ここはスーパーもあるので、ちょっと変わったものと年末年始用の食品のまとめ買いできる店舗でこういう時に利用してました。

 

 で、そこであるものを見つけたので衝動買いをしてしまった。それが下の写真右にも写っている”ちろり“である。

知らない方にも簡単に説明すると、酒を温めるのに使う、銅や真鍮で作った容器のことだ。これで熱燗を作ろう、というのが今回(終了済み)の趣旨である。

f:id:kisaragi_01:20200126232104j:plain

雪椿酒造(株)の「越乃寒椿」

使い方は単純。ちろりの中に酒を入れ、お湯の中で温める。これだけ。要は湯せんと同じである。本当は蓋付きのものが良かったですが、今回あったのは蓋なしのもの。

 

で。実は上の写真を撮ってあたりでようやく気づいた。適当な鍋がない

このちろりは一合分なのですが、普段使いの片手鍋では鍋のほうが浅く、高さがちょうどいい鍋がない。このままだと無駄にでかい鍋で意味もなくお湯を沸かす必要があった。

 

ので、非常手段。それがやかんであった。

f:id:kisaragi_01:20200126232300j:plain

やかんでちろりを温める図

かくして無事、熱燗はつくられた。

このくそ熱いちろりを持つ(金属性なので普通に熱い)ため慌ててミトンを出したりしたが、その辺は割愛する。

 

f:id:kisaragi_01:20200126232631j:plain

 出来上がりがこちら。

 

熱燗なんて当然初めて自分で作ったのですが、これがうまかった。お酒そのものもよいものだったんですが。温度も全く確認しないで作ったわりにはちょうどよく。あっという間に飲んでしまった。

 

余談ですが、この次に作ったものはちょっとぬるすぎすて、あんまりおいしくなかった。同じものでもこうも差が出るものか、と思ったものです。

 

そんな訳で、「熱燗作った」としか書くことのない記事でした。

みんなも作ろう!